COLUMN特集

2024.02.09繊維産業 浜松注染そめとは?

注染(ちゅうせん)とは、型ぞめの一つで、明治時代に始まった日本独自の染色方法です。
長い布を折り重ね、型紙を使い特別なのりをつけて染めます。
やかんと呼ばれるジョウロのような道具を使い、
染料を注いで染めることから「注染」という名前が付きました。
表裏がなく、たくさんの色を使え、美しいぼかしが特徴です。
浜松では明治20年代から手ぬぐいを染める方法として使われ、
大正時代になると浴衣も染められるようになりました。
浜松は、東京や大阪と並び、注染浴衣の産地として知られています。

<浜松市内の事業者のご紹介>
 株式会社二橋染工場 https://www.nihashi-tinta.co.jp/
 和田染工有限会社  https://www.hamamatsuchusen.com/
 武藤染工株式会社  https://mutosenko.co.jp/
 株式会社曳馬染工場 https://www.instagram.com/hikuma_senkoujou/

<浜松注染染めで作られた商品のご紹介>
浜松注染染めは、もともとは、ゆかたや手ぬぐいを染める技術として発展してきました。
通気性が高く、しなやかな風合いが特徴です。
近年ではシャツやバッグなど多くの製品が作られていますので、一部をご紹介します。

①着物の反物(ぬくもり工房/喜多屋/曳馬染工場)
②ご祝儀袋(ぬくもり工房/喜多屋/曳馬染工場)
③手ぬぐい巾着(榎本/武藤染工)
④手ぬぐいパンツ(榎本/武藤染工)
⑤あずま袋(榎本/武藤染工)
⑥浜松注染シャツ(和田染工)
⑦あずま袋(和田染工)
⑧手ぬぐい(和田染工)


ゆかた(白井商事/二橋染工場)


<冊子のご案内>


<問合先>
遠州産地振興協議会(事務局:浜松市産業部産業振興課)
電話053-457-2319 FAX053-457-2283
sangyo@city.hamamatsu.shizuoka.jp