2018.08.14 リポート 文化学園遠州産地ツアー

7月24日(火)・25日(水)の2日間にわたり、文化学園ファッションリソースセンターと共催による「遠州産地ツアー」を開催しました。

文化服装学院のファッションテキスタイル科の学生22名、先生2名、リソースセンター職員2名の合計26名が遠州産地の事業者をバスツアーで訪問し、製造工程の見学や事業者との交流を行いました。


<7月24日(火)>

■遠州織物工業協同組合

 遠州産地の広幅機屋の組合の会館で、遠州産地の概要を説明。会館2階のショールームには、ここでしか買うことができない機屋の生地がずらりと並び、製品とあわせて参加者からは大人気。

 松尾事務局長から遠州産地の概要を説明


■株式会社二橋染工場

 「浜松注染そめ」の技法を、工程を順に追って見学。糊を置く板場、染める紺屋、それぞれの職人さんの技術を間近で見た後には、生地が並ぶ圧巻の干場も。

 二橋社長が各工程を詳細の解説をしてくれました。 


 防染糊を置く板場の職人
 

■古橋織布有限会社

 シャットル織機が並ぶ機場や経通しの現場見学と、生地ハンガーが並ぶテキスタイルショールームを2班に別れて見学。ほぼ平織だけでバリエーション豊かに並ぶ生地の特徴や組成を解説していただきました。

 シャットル織機の仕組みを解説


 ハンガーを基に生地の解説。生地誕生の裏話や海外での反応など機屋でしか聞けない話ももりだくさん
 

■交流会

 宿泊先では、夕食を兼ねて訪問先以外の事業者さんも出席しての交流会を開催。

 7社9人の産地事業者の事業者と交流を深めました。


<7月25日(水)>

■日本形染株式会社

 創業100年を超える伝統の会社で、精練、染色、捺染及び加工などの工程を見学。ロータリーやスクリーンの大きな機械が並ぶ工場は迫力満点。

 広幅のプリント工場の大きな設備を順を追って見学。


 学校名がプリントされた特製のおみやげもいただきました。
 

■丸三織物合資会社

 麻織物を得意とする会社で整経工場と織布工場を見学。部分整経と織布工程をあわせて見ることができるので、産地内で生地ができる工程への理解が深まります。


 麻織物が織られているレピア織機


 部分整経の仕組みも解説していただきました
 

■カネタ織物株式会社

 強撚糸や高密度など手間や時間のかかる織物を生み出す織布工場内には、シャットル織機が主に並びます。「テキスタイル企画のコツ」や「機屋になるためには」などの質問も相次ぎ、現場で丁寧に説明いただきました。

 真剣な様子で機場を見学


 代表の太田さんが織物の仕組みや規格について図を使って解説


遠州産地ツアーでは、若い学生さんたちに遠州産地に目を向けていただき、若い世代から産地の担い手になる方が生まれてくることを期待しています。
学校単位などでの遠州産地ツアーにご興味のある方は以下までお問い合わせください。

遠州産地振興協議会(浜松市産業部産業振興課)
担当:杉浦
電話:053-457-2285 Mail:shougyo@city.hamamatsu.shizuoka.jp