2020.06.29 リポート 遠州織物の発信拠点に「鈴忠ぎゃらりー和楽」オープン

遠州産地の新たな施設としてオープンした「鈴忠ぎゃらりー和楽」をご紹介します!



元機屋さんがオープンしたギャラリー

2020年6月27日(土)に東区大島町に「鈴忠ぎゃらりー和楽」がオープンしました。
三角屋根が特徴的なこちらの建物は、ファブリック鈴忠の鈴木忠和さんが織物工場をリニューアルして生まれたギャラリーです。
鈴木さんは、元々織物を織る機屋さんであり、現在は草木染めの職人として活躍しています。


職人の鈴木忠和さん。草木染めや、近年では浜名湖のアオサを使った「アオサ染め」も。
 


和の雰囲気を基調とした空間

広々とした室内は、織物工場ならではの三角屋根から差し込む光を生かした明るい空間。2部屋あり、どちらもギャラリーとして貸し出しを行っているとのこと。
鈴木さんは「遠州織物の発信拠点として、ぜひ多くの方に企画展、作品展、販売会など色々なイベントに使っていただきたい。」と話します。

三角屋根から入る優しい光を生かした空間


5.4メートル四方の部屋が二つ。現在はファブリック鈴忠さんの製品が展示されています。


建物の外には、古い織機のオブジェに加えて、地下水が汲めるポンプや、オープンテラスも設けられ、くつろげる空間になっています。駐車場もおよそ10台と豊富にありますので、イベントや販売など、PR場所として便利に使えそうですね!



建物外にもくつろげる空間が。

 

併設されるソーイングスクール

ギャラリーに併設された建物では「M sewing school」が開かれています。運営するのは、鈴木さんの娘さんである麻由美さん。水曜日と土曜日にオープンし、洋裁道具をお持ちでない方も気軽にご参加することができるそうです。

ミシンから小物まで、必要な道具は一式そろっています。

縫製もパターンも、ご自身の知識ややりたいことにあわせて柔軟に対応してくれるそうで、若い男性の生徒さんも増えているそうですよ!エコバッグやお家でのものづくりに注目が集まる今、遠州織物でオリジナルグッズをご自分で作れるようになったらとっても素敵ですね!!


遠州産地に生まれた新しい空間に期待が高まります。



 

<鈴忠ぎゃらりー和楽>

〒431-3112 浜松市東区大島町634
TEL/FAX:053-434-4346 携帯:080-8251-1387
 

<M sewing school>

〒431-3112 浜松市東区大島町634 ファブリック鈴忠 染め工房内
TEL:080-9736-4936